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日本教職員組合は24日、学習指導要領の改訂にあたって標準授業時数を削減することなどを求める要望書を、文科省の望月禎・初等中等教育局長に提出した。同日開いた記者会見で丹野久・中央執行副委員長は、中央教育審議会での議論は「(現行の標準授業時数である)1015時間ありきだ」と批判。標準授業時数を踏まえて、学校が弾力的に授業時数を設定できるようにすることを訴えた。 提言では、カリキュラム・オーバーロード( ...
公立高校の学区撤廃が一時、広がったが、千葉県では、学区制度を維持している。これに対し、現役高校生が探究学習の成果も生かし、撤廃に向け、署名活動を行っているという。 このニュースには注目したい。何故なら学生の立場なら当然の主張だからである。報道によると、生徒は医師を目指し、学区外にある高校を志望し、住所を親戚宅に移して受験と入学がかなった。 確かに学区制度は行政の立場や地域社会の維持の点からすると必 ...
日本財団の会長が20日付で交代し、会長を務めてきた笹川陽平氏は名誉会長に就任した。新会長には尾形武寿氏(前理事長)が、新理事長には笹川順平氏が就いた。 尾形会長は東京農大卒。日本財団・日本船舶振興会では、総務部長、常務理事などを歴任した。 同財団はさまざまな事業を展開する中、パラスポーツへの理解増進、海洋に関する学習の支援など学校現場とのかかわりも深い。 2025年6月 ...
生徒の自殺問題への対応 青木一 信州大学大学院特任教授(元千葉市立中学校校長) トップ、サブリーダーで異なる役割 令和7年1月に公表された児童・生徒の自殺者数は529人で、内訳… 2025年6月 ...
令和8年9月から公立中学校の部活動を地域へ委ねる方針を示している神戸市教委が本年度実施する教員採用試験で、中学校・高校教員を一括で募集する枠の志願者数が昨年度より130人も増えた。福本靖教育長が13日の記者会見で手ごたえを語った。一方、受け皿が足りない種目があるとして、参加希望クラブの二次募集を始める予定だ。 同市教委は昨年末に、中学校の部活動を平日・休日ともに地域のスポーツクラブなどに委ねる「コ ...
昨年度の経済的理由による私立高校中途退学者数は少なくとも28人おり、前年度と比べ、半数以下にまで減ったことが、全国私立学校教職員組合連合の集計で分かった。経済的理由で中途退学した生徒の割合は、平成20年度調査以来、低下傾向が続いてきたが、平成31年度調査で上昇に転じ、以後、増減を繰り返している。今回は、令和2年度調査を上回る0・01%だった。 同連合に加盟している教職員組合を通して調べた。今回は3 ...
中学校で、英検3級以上に相当する「A1以上」の英語力を持つ生徒の割合は昨年度、52・4%で前年度を2・4ポイント上回ったことが文科省の集計で分かった。中学校教員の英語力も、英検準一級以上に相当する「B2以上」の割合が1・4ポイント増の46・2%となった。文科省は令和9年度の目標値として生徒は60%への到達を掲げている。
政府は13日、「新しい地方経済・生活環境創生本部」を開き、今後10年間で取り組む地方創生施策の方向性や目標を盛り込んだ基本構想を決めた。地域を愛する人材を育てるため、次期改訂の学習指導要領で郷土教育を充実させる。全自治体での郷土学習実施に向けて来年度中にも結論を出す予定で、併せて改訂を待たずに郷土学習の先進事例を普及させるとしている。
累計60万部の「すごすぎる天気の図鑑」シリーズの最新刊で、防災に焦点を当てている。 災害は日本全国どこでも起こり得ることとし、第1章では、大雨・台風への備えをまとめている。災害をもたらす典型的な雲は「積乱雲」で、雷や竜巻などの突風やひょうが発生し、連なることで、線状降水帯を形成することなどを説明。ひょうは時速100キロメートル以上で降ってくることや土砂災害の「前兆現象」などもイラストを交えながら解 ...
生徒の自殺問題への対応 青木 一 信州大学大学院特任教授(元千葉市立中学校校長) トップ、サブリーダーで異なる役割  令和7年1月に公表された児童・生徒の自殺者数は529人で、内訳… ...
文科省の学校DX戦略アドバイザー事務局は7月3日午後3時30分から、「デジタル学習基盤を活かした授業」を主題としたオンライン学習会を開く。講師は、主任視学官の田村学さんと、教科調査官の加固希支男さんが務める。オンラインで参加申し込みを受け付けている。Zoomで配信する。
△講演「海の生き物を守ろう」(白數哲久・昭和女子大学現代教育研究所教授)、「空飛ぶクジラ」(NPO法人ガリレオ工房・早川詩音氏、望月恵子氏)、「熱機関と発電の原理」(周鑑恆・バヌン大学航空・光メカトロニクス工学科准教授)、それぞれの実験の実演 2025年6月 ...