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大阪港の港湾、港運などの関係者が参加する意見交換会「泊まり火会」の講演会が5月26日、大阪市内であり、阪神水先区水先人会(現大阪湾水先区水先人会)元大阪支部長の稲葉八洲雄氏が講演した。現役タグボート乗組員を含む40人以上の聴衆が集う中、稲葉氏は神戸、大阪、堺泉北各港での操船について自らの体験談を披露した。稲葉氏は1962年に神戸商船大学(現神戸大学)から大阪商船(現商船三井)に入社し、船長… 続き ...
【中部】名古屋港管理組合は任期満了を迎える鎌田裕司専任副管理者の後任に、元名古屋市上下水道局長の横地玉和氏=写真=を起用する人事を固めた。管理組合議会に人事案を提出し、同意を経て19日付で就任する。横地氏は60歳。京都大学工学部を卒業後、1988(昭和63)年に名古屋市に採用され、住宅都市局都市活性監、住宅都市局まちづくり調整監などを経て、上下水道局長を務めた。25年3月退職。名古屋… 続きはログ ...
国土交通省は5月30日、独ライプチヒでこのほど開かれた「国際交通フォーラム(ITF)サミット2025」で、「世界的な危機に対応した交通システムの強靭(きょうじん)性・連結性・多元化」をテーマとするサイドイベントを開催したと発表した。その中で、欧州と北東アジア間の貨物輸送ルートの多元化をテーマに日本の物流企業も交えたパネル討論を実施。中央回廊カスピ海ルートの開発の重要性を確認するとともに、同ルート… ...
米project44(プロジェクト44)は3日、業務用プリンターメーカーのローランドディージー(DG)がプロジェクト44のサプライチェーン可視化サービスの導入により、安全在庫を数億円規模で圧縮し年間数千万円の航空輸送費を回避したと発表した。ローランドDGは2022年にSCM改革を始めた。24年に海外ビジネスユニットでの在庫管理までを含む大規模なプロジェクトを開始した一環として、プロジェクト… ...
東京はしけ運送事業協同組合(理事長=岡田幸重・第一港運社長、写真)は5月29日、2025年度通常総会を開き、事業計画などを承認した。役員改選もあり、岡田理事長の再任が決まった。今年度は引き続き警戒船事業に取り組むとともに、芝浦、13号地、7号地、西芝浦に加え、20年度に整備された大井はしけだまり係留施設の管理運営の充実化などに取り組む。冒頭であいさつした岡田理事長は「世界経済および国際情勢… ...
鴻池運輸は5月27日、大阪・関西万博でのブース出展に合わせ、特設ウェブサイト「THE KONOIKE EXPO 2025 EXIHIBITION」(URL:https://www.konoike.net/expo2025/)を公開したと発表した。出展期間に合わせてJR西日本の一部車両にKONOIKEグループの交通広告も掲出する。同社は5月30日―6月22日の期間、同万博の「未来の暮らし」を… ...
日本舶用工業会はこのほど、日本財団の助成事業「海洋鉱物等の資源エネルギー開発市場への参入および脱炭素化技術調査」を実施した。対象は米国企業で、無人運転タクシーを手掛けるウェイモ、アンモニア発電システム開発などを担うアモジー、二酸化炭素(CO2)回収・有効利用・貯留(CCUS)などのサービスを実施する三菱重工の現地法人など。このほか、5月5―8日まで米国ヒューストン市で開催された「オフショア… ...
【関西】船主業と船舶管理業を手掛ける富洋海運(大阪市)グループの堂島汽船は5月30日、資本業務提携を求めている兵機海運(神戸市)が4月に公表した2025―27年度の中期経営計画に対する見解を公表した。堂島汽船側は中計に外航施策が含まれていないとし、富洋海運グループとの協業で中計達成の確度が高まると主張している。兵機海運は主要顧客の大和工業グループと1月末に業務資本提携契約を締結。4月公表の… ...
郵船ロジスティクスグローバルマネジメント(原田浩起CEO〈最高経営責任者〉、以下YLGM)は2日、オンラインで海上・航空輸送のブッキングと出荷情報の一元管理などが可能なデジタルフォワーディング(FW)サービス「Yusen Vantage Focus―Book(YVF―Book)」の対象に日本発の輸送を加えたと発表した。日本発が対象となったことで25カ国・地域でサービスが利用できるようになった。… ...
川崎重工業、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は2日、液化水素運搬船の建造体制構築に向けた共同検討を開始すると発表した。各社が有する同船建造に必要な設備、人財などのアセットを相互に有効活用。川重が設計・建造する液化水素運搬船の後続船に関する建造体制の構築を目指す。川重に関しては、同社が筆頭株主の日本水素エネルギーが進める「液化水素サプライチェーンの商用化事業」が新エネルギー・産… ...
アジア発・北米向け運賃が異例の急騰を見せている。上海航運交易所(SSE)がまとめた5月30日付の上海発コンテナ運賃指数(SCFI)は、米国の西岸・東岸向けがいずれも前週比2000ドルに迫る急上昇。前週比の上げ幅として過去最高を記録した。北米向け運賃は5月の米中関税合意後の予約急増を受けて上昇傾向を強めていたが、主要船社によるピークシーズンサーチャージ(PSS)導入でさらに拍車がかかった格好だ。… ...
米大手投資会社のKKRは、日本の物流業界への投資に力を入れている。2023年に6700億円を投じてロジスティードの巨額買収を実行し、非公開化した。以降、同社と変革に取り組み、24年にはアルプス物流を傘下に収めるなど成長戦略を加速している。Logistics DX Summit(LDS)のセッション「物流M&Aの新潮流:PEファンドが描く成長戦略と業界再編の行方」に登壇するKKRジャパンの宮内秀聡… ...
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