厚生労働省の電子処方箋推進会議が3月3日に開かれ、2024年12月末に行われた電子処方箋の一斉点検による発行停止を受け、医療機関等向け総合ポータルサイトに登録しているうち導入を見送った医科診療所が12.9%、病院が6.6%に上ることが報告された(資料は、厚労省のホームページ)。
超党派議連「高額療養費制度と社会保障を考える会」(仮称)発起会が3月3日に開催され、記者会見を開いた。2025年度予算案の議論をにらみつつ、仮に2025年8月からの引き上げが「全面凍結」になった場合、あるいは政府修正案通りになった場合のいずれであっても、超党派かつ患者の立場も交えて高額療養費のあり方について議論を進めるのが目的だ。
石破茂首相は3月3日の衆院予算委員会で、「医薬品には非効率な部分があるだろうと思っている。不平等の根底には、応能負担が正面から議論されていないところがあろうかと思う。既得権もないとは私は思っていない」と述べ、自民、公明、日本維新の会の3党による社会保障を巡る協議に期待を寄せた。協議体の発足は「早ければ早い方がいい」とし、6月頃に取りまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)にも言及し「濃密 ...
母体血を使った出生前診断など世界的に注目される研究成果を発表し続け、関沢先生は2013年に昭和大学医学部産婦人科講座教授に就任します。同教室初・母校卒の教授の誕生でもありました。各大学の卒業生をインタビューでつなぐ本企画、昭和大学リレー・関沢明彦先生の最終回は、教授就任のあと現在に至るお話です。産科婦人科学会をはじめ多くの要職を務める現在の活動についてもうかがいました。
学生時代のことです。ポリクリで2つめの診療科目として回った放射線科の教授に「画像診断を教えてほしい」とお願いすると、教えてもらえることになりました。それから卒業するまで、毎週教授室に通いつめました。既にここで1つ目の転機のようですが、まだです。濃厚に教えてもらったことも影響し、「放射線診断医になろう」と心に決めて母校で研修し、研修医2年目の選択診療科はすべて放射線科を選択しました。
北原大翔医師はユーチューバーとしてユーモアを交えて医療情報を発信する。最近はネット経由での講演依頼も増えており、年代を問わずさまざまな層をターゲットにした講演に力を入れる。自身が体現し、一貫して呼びかけているのは「周りに流されないで」という思いだ。時に好奇の目にさらされ、批判的な声を目にしながらも、自分の道を貫く北原氏が若手医師へメッセージを寄せた。
【編集部より】 本シリーズでは、工野俊樹先生(米Massachusetts General Hospital/Harvard Medical School)が聞き手となり、第一線で活躍中の若手の先生に最近投稿・掲載された論文や留学、現在の診療・研究活動についてインタビューする模様を動画と記事で紹介します。
地元・秋田へ戻り、「すばらしい学習環境」の秋田大学医学部に進学。柔道でも主将として全医体の団体優勝へ導きます。卒業後は大学院に進み、地元病院での臨床研修も開始。地元で良かったと語る理由は…?卒業大学別に先生方をリレーインタビューする本企画。秋田大学7人目は、厚生労働省危機管理・医務技術総括審議官の佐々木昌弘先生です。第2回目は、大学時代と臨床研修でのお話をうかがいます。
医師が本気で転職を考えるタイミングとは?――医師の転職事情について調査した結果をご紹介している本企画。前回は、転職を考えている医師が約半数であること、またその理由をご紹介しました。今回は、転職をするタイミングや、転職先の候補について調査した結果を、医師ライターの滝沢 篤志がリポートします。
医院継承をするなかで重要なポイントのひとつが「患者さんの引継ぎ」ではないでしょうか。信頼関係を築いていくためにも、慎重に行っていくことが大切だとお聞きします。まもなく前院長が完全引退予定の鈴木内科クリニックでは――普通の勤務医だった鈴木先生が立派な院長を目指す物語。一筋縄ではいかない開業医の毎日、元同僚・山田先生のサイドストーリーにもご注目を。どうぞご笑覧ください。※このマンガはフィクションであり ...
顧客が従業員らに怒鳴りつけたり、不当な要求をしたりするカスタマーハラスメント(カスハラ)。今年4月には東京都で全国初のカスハラ防止条例が施行予定であるなど、注目が集まっています。また、m3.com編集部の調査でも、医師の約7割が患者などからカスハラ被害にあっていると回答しています。カスハラはなぜ起こり、どうすれば防ぐことができるのでしょうか? 社会心理学および消費心理学を専門とする関西大学社会学部 ...
今回のテーマは「医師国試の感想、聞かせて!」――寒波の押し寄せる2月8日・9日に行われた第119回医師国家試研終了直後の6年生のみなさんに ...