日本文学振興会は3日、直木賞の選考委員に米澤穂信さん(46)が加わると発表した。7月16日に予定されている次回の選考会から参加する。米澤さんは2022年に「黒牢城」で直木賞を受賞している。
「才能とは」「孤独とは」「愛とは」といったさまざまな人生のテーマについて、ロマンチックかつシニカルに語った183の言葉の断片が収められている。著者のFさんはSNSで人気を博していただけあって、短文の切れ味が鋭い。
1990年代に人気を集めた『ラストニュース』(原作・猪瀬直樹、作画・弘兼憲史)と、2024年に連載が始まった『マスゴミ未満』(原作・みずほ大、作画・松浦ショウゴ)を比較し、メディアに対する不信感が増している状況を考えます。
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絵本作家で、「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られるかこさとしさん(1926~2018)の遺稿「くらげのパポちゃん」が絵本になり、講談社から発売された。神奈川県藤沢市の自宅で21年に見つかった手書き原稿に、孫の中島加名(かめい) ...
『そしておめでとう』(ニジノ絵本屋)は、NHK「おかあさんといっしょ」8代目たいそうのおにいさん“セトちゃん”こと、瀬戸口清文さんが遺した卒園ソングを絵本にした作品です。入園から卒園までの思い出や卒園式の様子がやさしいまなざしで描かれています。
アマゾン上空を飛んでいた小型機が墜落し、子どもたちがジャングルに放り出される。探検に憧れるフレッド、生き物が好きなライラ、その弟できかんぼうのマックス、他者との間に壁をつくっているコンだ。4人は、経験も知恵もないなかで野生動物から身 ...
「女の子に科学はムリ」「女子学生に奨学金も修士課程も無駄」…1960年代の米国科学界には著しい性差別があった。そんな時代に科学を志し、NSF(米国国立科学財団)初の女性長官となったリタ・コルウェル博士。彼女は自著『女性が科学の扉を開く ...
まずは久しぶりに怖いマンガを紹介。直野祥子『毛糸のズボン 直野祥子トラウマ少女漫画全集』(ちくま文庫)は、1970年代前半に雑誌『なかよし』『少女フレンド』などに発表されたまま、今日まで埋もれていた幻の作品を復刻収録した著者初の作品集だ。
寒がりのくせに雪景色好きで、この時期は「降らないかなあ」が口癖となっている。それが年に一、二度しか積雪のない京都市民のわがままと自覚しているし、豪雪地域出身の先輩には「雪は怖いものなんだ」と叱られたこともある。ただ雪に馴染(なじ)みの ...
3年前に始まるロシアのウクライナ侵攻の背景には、冷戦後のNATO拡大に伴う西側諸国との対立がある。かつてアメリカはNATOを東に拡大しないと約束したのに、それを反故(ほご)にしたと ...